概　要

　このプログラムは、現在の暦から旧暦や六曜、２４節気を求めるためのライブラリです。元々は、高野 英明氏のＡＷＫ版旧暦計算サンプルスクリプトをＰｅｒｌに移植したものです。

　変換テーブル方式の計算プログラムが多い中、実際に太陽と月の黄経を計算して旧暦を求めています。
本ライブラリは、CGIスクリプト「Web Calendar2」にて、六曜・２４節気等を表示する際に使用しています。

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旧暦計算Ｐｅｒｌスクリプト（サンプル）

　旧暦計算ライブラリを使用して西暦（グレゴリオ暦）から、旧暦（太陰太陽暦；天保暦）を計算するサンプルです。下のボックスに計算したい日付を西暦で入力し、「計算」ボタンをクリックして下さい。


年 月 日 ※ 西暦年は４桁で入力して下さい。

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スクリプトの移植にあたって

　当初Web calendar2のVer0.12bまでは六曜表示に変換テーブルを使用して算出を行っていましたが、テーブルデータのある期間しか利用できないといった欠点がありました。これでは、将来に渡って使用することが困難なため、実際に太陽と月の黄経を計算する方法を模索していました。参考図書を頼りにプログラムを書いてみたのですが、どうも精度上の問題で、朔が午前０時近辺にくると、朔の日付が一日ずれてしまい、その結果、旧暦計算や六曜計算において、実際とは異なる値になり、頭を抱えておりました。

　そんな時に林さんという方からメールをいただき、Java Scriptによる旧暦計算プログラムがあることを知りました。またそれは元々はAWKスクリプトの移植ということも分かりました。AWKのソースからPerlに移植し、Web Calendar2 Ver0.20から、このライブラリを使用して旧暦や六曜を計算しています。

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計算精度について

　本スクリプトの計算精度については、暦計算研究会編の「新こよみ便利帳」に記載の新旧対照表で、２０００年から２０２０年までを確認したところ、２０１７年２月２６日〜同３月２７日までが、旧暦・六曜表示に誤差のあることが確認されています。

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関連リンク

• ＡＷＫ版旧暦計算スクリプト（高野英明氏）
• ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ版旧暦計算スクリプト（長野 隆氏）

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その他

• このスクリプトの再利用は自由に行ってかまいませんが、再配布の際は、必ず出典元である上記の高野氏のドキュメントにアクセスできるようにしてください。
• 詳しい解説付でプログラムをフリーで公開してくださった高野 英明氏に感謝いたします。
• 本スクリプトを利用した際に発生したいかなる損害についても責任を負いません。各自の責任においてご使用ください。

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